有名どころを巡るだけが観光ではない?〜今話題の「グリーン・ツーリズム」とは〜
こんにちは!
ともかです。
紅葉の時期も終盤に近づいて参りました。寒くなってきて家に閉じこもりがちではありませんか?寒い季節だからこそ温泉に浸かったりきれいな雪景色を見たりするのもよいですが、それだけではない新しい旅の仕方があるのです!
そこで、日々の疲れを癒したい!非日常体験で新しいことをしてみたい!自然に触れてリフレッシュしたい!というあなたにお勧めの「グリーン・ツーリズム」をご紹介します。
「グリーン・ツーリズム」とは?
農林水産省で調べてみると、「農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動」とでてきました。
要するに一言で言い表すと、短期間で農家体験をするということです。
普段の生活で食べている食材やお肉はすべて農家の手によって作られています。
わかってはいても、毎回の食事でいちいちこの野菜はどこで作られているのだろう、どんな想いで作られたのだろうと考えることはありませんよね?考えていたらもう何も言うことはありませんが…(笑)
先日私は「グリーン・ツーリズム」を実際に体験してきました!正直に言うと、京都で寺社巡りしたり文化体験をするよりも断然楽しかったです。最近京都では外国人観光客が神聖な場所で座り込んでいたり、ごみをポイ捨てしていたり、舞妓さんの着物を引っ張ってしまったり、人が多すぎてバスに乗れなかったり…
せっかくの旅がストレスで台無しですよね。ですがこの「グリーン・ツーリズム」は違います。人ごみもほかの観光客によるストレスも一切ありません。あるのは、自然、おいしい空気、素晴らしい絶景、かわいい動物たち、そして何より人のやさしさです。田舎のおばあちゃんちに帰ってきたかのような体験ができるのです!そんな魅力的な旅で心も体もきれいに浄化しませんか?
「グリーン・ツーリズム」実体験談
ここからは私が体験してきた福島での旅についてお話します。
先日お世話になったのは福島県喜多方市にある「福島農場」です。会津若松駅から2駅ほどで到着しました。1泊2日という短い滞在でしたが農家ならではの体験が盛り沢山でした!
着いたらすぐにこの景色!
外観は夜の写真しか撮れなかったのですが、こんな感じです!
建物は木造でとても居心地がよかったです。
私が訪れたのは台風直近中であったために天気も悪く農作業の体験はできませんでしたが、牛の餌やり体験やお赤飯づくり体験、納豆豆選別体験をさせてもらいました!
とまあこんな感じで非日常体験ができます。体験内容はまた別で細かく書きますのでチェックしてみてください。
そしてお母さんの作るご飯!
会津の郷土料理「こづゆ」
すべて「福島農場」で採れた野菜や卵を使用しています。なんと調味料まで!驚きですよね。お母さんの作る優しい料理にとても癒されました。
これだけの体験ができて気になる値段ですが…
なんと、1泊2日食事付きで7000円です。安すぎます。彼らたちの労力と値段はあっているとは思いませんが、「大事なのはお金ではない。最低限の生活ができていつまでも暮らしていけることに感謝している。」そう語る社長さんの言葉がとても突き刺さりました。
まとめ
なんとなくでも「グリーン・ツーリズム」のことはおわかりいただけたでしょうか?「グリーン・ツーリズム」の魅力は季節や天候、それぞれの人に合わせた体験ができるだけではなく、生きていけることのありがたさを感じることができます。仕事で悩んでいることがあったり、恋愛がうまくいかなかったりと日々の生活の中で出てくる悩みがちっぽけに感じてしまうかもしれません。また明日から頑張ろう!そう心から思える旅にしてみたいとは思いませんか?
少しでもあなたの旅の参考になればと思います。