京都の現状がひどい?《外国人観光客と地元住民の間で発生するトラブルまとめ》
こんばんは。
ともかです!
最近、外国人観光客を町中で
見かけることが多くなったと思います。
中でも京都では
去年度の外国人観光客数が661万人に至りました。
この数値はなんと京都府の人口の約3倍近くです。
最近では外国人観光客が京都に集中してしまい、
「観光公害」が発生しています。
地元経済は潤される反面
どういったデメリットが発生するのでしょうか。
今回は地元住民と外国人観光客との間で起こる
トラブル事例についてまとめてみました。
1. 外国人観光客によるゴミのポイ捨て
京都では、毎朝家の前を掃除する
「門はき」という伝統的な習慣があります。
そのような習慣があるのにもかかわらず
何も知らない観光客が家の前にゴミを捨ててしまい
トラブルが発生してしまうのです。
また、人の多く集まる観光地では
買ったお土産のゴミなどが散見されました。
その場所で発生するゴミであるなら、
ゴミ箱を設置すれば良いとの意見もあるとは思いますが
テロや設置費用などの新たなトラブル対策のため
日本の観光地ではゴミ箱の設置を減らしているのです。
2. トイレの使用方法について
外国人観光客の出身国によっては
トイレの使い方がわからない人もいます。
京都府は下記のような掲示板での
対策を促しています。
ですが地元住民によると
これでもまだわかっていない外国人がいるそうです。
更にはトイレが破壊されるという
トラブルも起こっています。
こういうことが起こると地元の方も
嫌な思いになりますよね。
3. 京都市バスが激混み
京都市のバスが観光客増加により激混みし、
地元住民が乗車できないという状況が起こっています。
朝の忙しい時間にバスに乗れないということは
通勤・通学で使用する地元住民にとって
かなりのストレスになりますよね。
対策として
「市バス・京都バス1日乗車券カード」を
500円から600円に値上げしましたが
このままだと更に値上がりしそうです。
4. マナー違反
多くの地元の方が気にするのは
マナー違反ではないでしょうか。
外国人の出身国の違いによって
文化やルールが違うのは当たり前です。
悪気なくしてしまうことが、
地元住民のストレスになりかねないのです。
例えばこんなマナー違反があります。
- 行列に割り込みをする
- ホテルの備品を持ち帰る
- 神聖な場所に座り込む
- 踏切の中に立ち入り写真を撮る
- 商品の包みを勝手に開封する
- 家の写真を撮り勝手にSNSにあげる
出身国によっては
「買う前の商品を勝手に開けても良い」
「ホテルの備品を持ち帰っても良い」などの
暗黙なルールがあります。
そのような環境の中で生まれ育って来た人にとっては
これが正しいという固定概念があります。
その意識のまま日本を訪れ、
地元住民との間で悪気なく
トラブルが発生してしまうのです。
ここ最近話題になった京都での
トラブルでこんなのがありました。
こちらをご覧ください。
外国人にとって物珍しい舞妓さんにまで
被害が及んでいるのです。
このままだと舞妓さんも気軽に
外を歩くことができなくなってしまいます。
その対策として、京都の景観を崩さないような
看板の設置がされました。
イラストでマナー向上を促す看板は
日本語の分からない外国人に強く訴えかけます。
この看板が設置されてからは
被害は少なくなったものの、
まだまだ改善の余地が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
京都は日本人からしても
日本らしい魅力が詰まった
素敵な観光地です。
ですが人が多すぎたら
「京都の思い出」より
「人が多かったという思い出」のほうが
強く印象に残ってしまいます。
そんな状況の中でマナー違反が
起こっているというのは、
せっかくの旅が更に台無しになってしまいますね。
観光客も地元住民も気持ちよく
観光するためにも日本人観光客から
マナー違反を減らしていくことが大前提です。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ではまた。