tomoka's blog

自分が何者かわからない。何がしたいのかもよくわからない。自分探しの旅に出ても、いろんなインターンをしまくっても瞑想していた女子大生が、自分の「なりたい自分」を見つけ、前に進めるようになった理由。

東日本大震災から7年、福島県喜多方市在住農家の方に聞いた震災の爪痕

 

あの東日本大震災からもうすぐ

年が経とうとしている今

復興という言葉を

あまり聞かなくなりました。

 

メディアが取り上げるのは最新のニュースばかり。

 

大きな悲しみを乗り越え

復興に向けて頑張っている方々は沢山います。

 

今回は福島の兼業農家の方から実際に聞いた

【殆どの方が知らないであろう福島の現状】

について書いていこうと思います。

 

 

福島の震災前後のイメージ

 

福島といえばあなたはどんな
イメージをお持ちですか?

 

その質問をすると

殆どの人が口を揃えて

原発」と答えます。

 

もし、震災前にその質問をしていたら

その答えは違っていたかもしれません。

 

この7年間で福島のイメージが

原発」になってしまったのも

あまりの衝撃的な東日本大震災

 

原発事故の悲惨さを取り上げるメディアから

来たものだと思われます。

 

自然災害はいつ起こりうるかわからない、

地震大国である日本にとっては

しょうが無いことであるかもしれません。

 

ですがピークであった震災直後に

そのイメージを植え付け、

7年経とうとしている今

現状を発信しなくなっている

メディアに私は腹が立っております。

 

7年経とうとしている今だからこそ私は

もっと発信していかなくてはならない

感じております。

 

3.11で受けた被害の様子

 

東日本大震災時、

私はまだ小学6年生でした。

 

東京は震度5弱であったにも関わらず、

恐怖心に襲われたのを

今でも明確に覚えています。

 

福島の震度7は立っているのも

非常に辛い状況だったようです。

 

そして

 

今回お話を伺ったのは

福島県喜多方市兼業農家として

暮らしいる方です。

 

喜多方市は福島の西北部にあり

新潟県山形県に近い位置にあります。

 

 

 

喜多方市の震災時の状況は、

家が崩れるまではいかなくても

ヒビが入り、家の中の物がごちゃごちゃに。

 

津波の心配はありませんが

避難を余儀なくされた方もいました。

 

地震自体が与えた影響はそこまで大きくなかったものの、

 

地震後に起きた風評被害
何よりも喜多方市を苦しめました。

 

 

喜多方市」の風評被害の深刻さ

 

あなたは普段野菜を買うとき、

生産地をチェックするかと思います。

 

震災直後「福島県」という文字を見ただけで

買うのをためらった方もいるのではないでしょうか。

 

 

原発・・・

 

このイメージが福島県に位置する

喜多方市ずっと苦しめてきました。

 

 

頑張って栽培した野菜は売れず

今まであった活気はなくなり

悲しさと無力さに悩んだ方も多かったはず。

 

 

ではここで、実際に放射能の被害範囲を

地図上で確かめてみましょう。

 

 

「福島」に位置する喜多方でも

 

「宮城」に位置する仙台

「栃木」に位置する那須のほうが

 

放射能の被害を受けているのです!!

 

 

この事実を知らないで地図上ではなく

県名で判断されていた方がほとんどだと思います。

 

「福島=原発のイメージが定着してしまったのも、

被害の範囲を「市町村名」ではなく

福島県というくくり」で発信した

メディアから来たものであると考えられます。

 

ここで私が言いたいのは

ちゃんと調べもせず勝手な固定概念で

福島県に位置する喜多方市の被害を

深刻化しすぎないでほしいということです。

 

それは他の市町村にも当てはめて言えます。

7年たった今

完全に復興していないわけではありませんし、

野菜も安全面を考えた上で栽培し販売されています。

 

地域の野菜を買うことで

その町に住む農家の方の支援にもつながりますし、

私達の行動次第で地域活性にも貢献できるのです。

 

よく考えてみれば東京の人々が豊かに

暮らすために作られている電気

福島の「第一原子力発電所

作られています。

 

悪い方向に言い換えれば、福島の人たちは

東京の人たちのために被害を受けたようなもの。

 

こんなことはあってはいけないはずです!

 

私のブログを読んで

福島の「原発」のイメージを

覆していただけたらと思います。

 

 

まとめ

 

今回は

  • メディアから影響されすぎていること
  • 産地は県名で判断するのではなく地図を見るということ
  • 地域の野菜を買うことでその町の活性化に貢献できるということ
  • 必ずしも原発=福島ではないということ

についてお話いたしました。

 

世の中には実際に行ってみないと

わからないことが沢山あります。

 

ぜひあなたも現地の方の声を

生で聞いてみてください。